日本の人口、気づいたらずいぶん減っていました。

こんにちは、株式会社奈々ホームです。

最近、人口のグラフを作る機会がありまして。

数字を並べながら思ったんです。

「日本って、こんなに人が減ってるの?」

テレビでは「人口減少」「少子高齢化」とよく聞きますが、毎日普通に暮らしていると、正直あまり実感しません。

スーパーにも人はいる。
道路も混んでいる。
病院なんてむしろ混んでいる(笑)。

ところが数字を見ると、なかなか衝撃的です。

2025年10月1日現在、日本の人口は約1億2,305万人。

2020年から、わずか5年間で約310万人減少しました。減少率は2.5%です。

日本の人口にも「ピーク」がありました。

日本の人口はずっと増え続けてきたイメージがありますが、そうではありません。

人口推計では、2008年の約1億2,808万人がピーク。

そこから日本は、少しずつ「人口が減る国」へ変わってきました。

グラフにすると、

📈ではなく、

📉。

会社の売上だったら、あまり見たくない形です(笑)。

でも人口の場合は、笑ってばかりもいられません。

さらに50年後はどうなる?

国立社会保障・人口問題研究所の推計では、出生・死亡が中位で推移した場合、2070年の日本の人口は約8,700万人になるとされています。

そして65歳以上の割合は約38.7%。

およそ10人に4人が65歳以上という社会です。

「2070年なんて、まだまだ先だべ」

と思うかもしれません。

確かに先です。

でも住宅の仕事をしていると、そうとも言えません。

今建っている家の中には、2070年にも普通に残っている家がたくさんあります。

つまり、

人は減る。でも家は残る。

ここが大きな問題なんです。

人が引っ越しても、家は引っ越してくれません。

人口が減ったからといって、住宅が

「それでは私も失礼します」

と言って、自分で解体されるわけではありません(笑)。

親が住まなくなった家。

子どもは仙台。

娘さんは東京。

「とりあえず、そのままにしておこう」

……そして5年。

草は伸びます。

屋根は傷みます。

雨樋は詰まります。

固定資産税も、

「人口が減ったので私も休みます」

とは言ってくれません。

ここから空き家の問題が始まります。

だから「人口の話」は「家の話」でもあります。

人口減少というと、何となく国や行政の話のように聞こえます。

でも私たち工務店から見ると、

ものすごく身近な住宅の問題です。

「この家、あと誰が住むんだろう?」

「子どもは戻ってくるのかな?」

「売る?貸す?直す?」

「それとも解体する?」

こういう話を、家が空き家になってから始めると大変です。

一番いいのは、

まだ元気に住んでいるうちに考えること。

これは相続の話というより、

家の未来の話だと思っています。

奈々ホームも、家を建てるだけではいられない。

これからの工務店は、

「新しい家を建てましょう!」

だけではダメだと思っています。

今ある家をどう活かすか。

直して住むのか。

断熱リフォームして次の世代につなぐのか。

売るのか。

貸すのか。

空き家になる前にどうするのか。

人口が減っていく時代だからこそ、

一軒一軒の家をどうするかを考えることが、今まで以上に大切になる。

そう感じています。

そして最後に一つ。

日本の人口については私たちには簡単に変えられませんが、

自分の家の未来なら、今から変えられます。

まずは家族が集まった時に、

「ところで、この家、将来どうする?」

と聞いてみてください。

意外とそこから、大事な話が始まるかもしれません。

株式会社奈々ホームは、
建てる・直すだけではなく、「この家をこれからどうする?」というご相談も一緒に考えていきます。

人口は減っても、
家族の思い出まで減らす必要はありませんからね😊