レッドシダー

鮮やかな色合いで柔らかい見た目のレッドシダー

私は内装建具、外壁にポイントで使うのが好きです。

レッドシダーは樹高が45~76m、胸高直径が1~2.4mに達する非常に大きな木です。水質に強く、水に触れても腐りにくい強い耐久性を持っています。

加工性もよく、狂いも少ない材で、特有のその甘い香りには気持ちをリラックスさせる効果があると言われています。

また、塗料も様々なものが使用でき、断熱性能にも優れていおり、軽くて扱いやすい木材です。

レッドシダーは水に強いという性質を活かし、外装材やウッドデッキ、フェンスなどに主に用いられます。

他にも内装材として天井板や建具などにも使用される事もあります。

最近では建材としても用いられ、様々な建築に応用できる汎用性の高い建材と言われています。

昔は鉛筆にも使われていたようです

今では高価な材料になっているので、ポイントで使うことが多いですかね。

面白いクロスがあります。レッドシダー柄のクロス。おしゃれ。

外壁での例↓

日本では「ネズコ」が日本のレッドシダーと言われているようです。

ネズコは木曾五木のひとつで、木の葉の色が黒い事から、別名「クロベ」と言います。蓄積量が少ない木の為、市場ではあまり目にする事はありません。

乾燥に関しては乾燥中の収縮率は小さく、狂いは少ないという良い特徴を持った木ですが、強度が低い為、構造材などの利用には不向きだと言われています。

また、製品を作る際の切削作業中に鼻炎や喘息などのアレルギー症状が起こる事があるのでマスクやゴーグルをつけるなどして作業をおこなった方がよいとされています。

確かに、加工していて鼻がムズムズします (笑)

色んな木に触れますが、レッドシダーは加工していて楽しい木。

クリア塗装するとさらに色味が面白い木です。