🌲 桧(ひのき)
おはようございます!
昨夜はひさしぶりにエアコンなしで寝れました😀
段々と秋ですね。
さて、「木特集」第2段、今回は ヒノキ。
1. 基本情報
- 漢字:桧(ひのき)または檜(ひのき)
- 学名:Chamaecyparis obtusa
- 分類:ヒノキ科ヒノキ属
- 分布:日本固有。特に木曽(長野県)、吉野(奈良県)が有名産地。
- 特徴:木肌が緻密で光沢があり、淡い黄白色。伐採後も強度が増す「不朽の木」と呼ばれる。
2. 桧の建築材としての特徴
長所
- 耐久性抜群:伐ってから200年、300年経っても強度が落ちにくい。
- 耐水性・防虫性:湿気に強く、シロアリを寄せ付けにくい。
- 香り:桧独特の爽やかな芳香にはリラックス・抗菌・防虫効果。
- 見た目:木肌が明るく美しい。
短所
- 高価:杉などに比べ価格が高い。
- 加工難易度:硬さがあるため扱いに多少の技術が必要。
3. 桧と文化
- 伊勢神宮:式年遷宮(20年ごとの建て替え)に桧を使用。日本の神聖な木。
- お風呂文化:桧風呂は香りと耐水性で昔から人気。温泉旅館や高級住宅でも使われる。
- ブランド桧:
- 木曽桧(きそひのき):最も有名。年輪が緻密で最高級。
- 吉野桧(よしのひのき):奈良県。美しい木目と均一性。
4. 暮らしの中での桧
- 土台・柱:長寿命住宅の骨組みに最適。
- 浴槽・洗面:香りと耐水性を活かした水回り材。
- フローリング:温かみがあり、年月とともに飴色に変化する経年美。
ということで今回はヒノキ特集。
ヒノキは鉋仕上すると肌触りが特にいい。見た目も香りも上品です。
構造材・造作材にもってこいの木です。